IT業界で働く人にとって、キャリアプランは誰もがもっているものです。もし、エンジニアに転職しようと考えている場合、IT業界のエンジニアはこの先5年から10年後のキャリアプランをしっかり持つことをおすすめします。
IT業界は、他の業種と比べると業界自体の変化が多く、スピード重視です。2年前に主流だったシステムが新しいものが出てすぐ塗り替えられることはよくあります。また、ITは欧米で流行しているものが日本で1年遅れで流行りだしたりすることもめずらしくありません。そんな中でサービス提供をするエンジニア達は、常に新しい技術の習得に追われています。
ITエンジニアといっても、どんな規模でどんな仕事をしたいかというキャリアプランによって習得する知識は違います。たとえば、同じIT業界でもインフラエンジニアがいきなりフロントエンドの仕事はできません。プログラミング言語から、システム構築までエンジニアという職種ですが働く業種によって全く違う仕事なのです。
もちろん働き方も、その仕事先や仕事内容で大きく変わります。システムエンジニアは、クライアントのシステムを使わない夜の時間帯に作業する事が多く時差を利用して海外へアウトソースされることもよくあります。
フロントエンドエンジニアは、常にユーザーへの興味や関心をキャッチする必要がありますし、実装のテストでのトラブル解決や最新の言語も対応していなくてはいけません。そのため、常に納期との闘いです。このように、それぞれの職種にいい点と悪い点があるため自分にあったエンジニア職はどんな分野か、キャリアプランを立てる事は自分にとって非常に大切です。